院長の気ままブログ
こんにちは‼LEO整骨院です‼
今日で震災から丸20年が経ちました。当時僕は中学一年生でした。部活の朝練のため起きようとしたまさにその時、地震は起きました。下から突き上げてくるような感じがしたと思ったらすぐにかなりの横揺れが。
なにが起きたのか全くわかりませんでしたが、僕や妹、弟を呼ぶ父の声、一階で朝ごはんの支度をしていた母の悲鳴が聞こえてきました。父は僕らの無事を確認すると近くに住む祖父の所に電話をし安否確認をして、外に出ました。
後から僕もついて行くと、古いアパートは崩れ、道路も盛り上がりガス漏れの臭いもしていました。その後家に入ると、遠方に住んでいる父の知り合いの方から安否確認の電話があり、それを切ると電話も通じなくなりました。テレビもつかないため、状況が全くわかりませんでした。
その日からしばらく学校は休校だったのですが、余震は続きとても怖い思いをしていたのを今でも覚えています。幸い僕の親族はみな無事でしたが、祖母の家は半壊し、また僕の家も水やガスは止まり近くに汲みに行って過ごしていました。
一 週間程して電気は復旧し、ようやく他の所の状況も知る事ができるようになりました。知っている場所が全壊していたり、ご近所の方も数名亡くなっていまし た。それまで普通にしていた生活ができなくなり、避難所で過ごしている方々もいらっしゃったので僕らはまだ恵まれている方でしたが、当時の僕にはお湯が出 ない、ヒーターが使えない、お風呂に入れないというのは苦痛でした。そんな中で父や母が僕らのためにかなり我慢をして食べるもの、飲み物などを優先して僕 ら兄弟に渡していてくれたのは本当に感謝しています。
そして今の僕の仕事である、柔道整復師の先生達がボランティアで怪我をされた方の治療を行っていたのもこの仕事を始めてから知りました。
20 年が経ち、今は僕の住んでいる宝塚市も震災で潰れた所に新しい家やマンションが建ち、当時の面影は少なくなってきていますがこの時期になるとメディアでも 患者さまからも震災の話が出てきます。もちろん起こらないに越した事はないですが、もし万が一あのような事が起きたら僕はどう行動するか、なにを優先する かをしっかりと考え日々また一生懸命に生きていこうと思った1月17日でした。